「まだ若いからその曲は早いよ」

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ピアノ弾きアーニャです。

タイトルにもある通り、
まだ若いからその曲はまだ早いよ
と、言われたことのある方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

特に、高校生という一番複雑な時期に
言われた方も多いのではないでしょうか。

私も言われたことが数回あります。

そんな時期から早くも10年が経とうとしているくらいには大人になり、
そうするとやはり、当時そうおっしゃられていた先生方の
お気持ちというか、その意味もよくわかるのですよね。

どんな状況で言われるのかにもよりますが、
私が「まだ若いからその曲は早いよ」と言われた曲は、
自分の人生においてはすごく支えられた大事な曲でもあります。

そしてその曲は、数年ごとに引っ張り出して、
勉強詰め直している曲でもあるのです。

結果論ですが、
「あの頃に最初に向き合っていてよかった!」と心から感じています。

以前、こんな記事を書きました。

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勉強し直すごとに毎回
「いやぁ~前弾いたときは本当に浅かったなぁ~若すぎたなぁ~けど頑張っていたなぁ」
と、当時の自分に微笑ましく思ったりもするわけです。

そして、
「このときはこんな想いでこの曲を弾いていたな」とか
「そうそう、ココに想い入れがあって……」とか、
そのときの自分が感じた想いというのも
とてもとても貴重な財産だと思っています。

特に、まだまだ成熟しきっていない時期の感情や葛藤は、
今はもう体験できないことも多いわけですし、
人生経験が少なかった頃だからこそ抱く感情みたいなのも
あると思うのです。

だからこそ、そんな時期に一度背伸びした曲を勉強したのも
自分にとっては良い経験だったと思っています。

若いからという理由だけで
その曲を手に取るのを先延ばしにしなくていいと思うというのが
私の意見でございます。

意外と色々考えているものだよねぇ……。

なぜ今その曲を弾きたいか?
こちらの方が大事だと思うのです。

本気でそのときに向き合って、例え歯が立たなかったとしても、
自分にとって大事な曲であったら
その後の人生で何度も向き合うのではないでしょうか。

もちろん、積み上げるものをキチンと積み上げて
たくさん人生経験をしてからやったこといいことはあります。

けれど、そのときに本気で向き合いたいと思う曲であれば、
すべて「まだ早い」で片づけなくてもいいのではないかなぁというのが
私の考えです。

私も当時は当時で
作品に対する特別な感情は持っていましたし、
その想いはこれからも密かに大切にしていきたい宝物です。

ま、まだ早いけど弾こうが、そのときにやめておこうが、
その経験が無駄になることは一切ないはず。

助言を踏まえながら、
弾く本人が弾くか弾かないか自分自身で決めるのが
一番本人にとって後悔もなくて良いでしょう。

私も、これに限らず
助言をいただけて、
その上で最終的には自分でどうするか決められて、
決めたことには応援してくださる方がいるという
すごくありがたい環境にいたのだなぁと思ってます!

それではまた更新します!

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この記事を書いた人

山口紺碧|音大卒クラシックピアノ弾き|【AnyaPlus】動画・デザイン制作・物書きのお仕事もしてます|YouTube【ピアノ弾きアーニャちゃんねる】

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