はい、どうも。
モスクワ音楽院・研究科修了したアーニャです。
私もいよいよフリーの音楽家として独り立ちをするときなのですが、やはり税金のことから始まり、自己マネージメントについては勉強不足でわからないところばかりです(泣)
そんなこんなで自分への投資として本を2冊買いましたが、個人的にとても勉強になったので紹介します。
フリーランスの税金についてはこの1冊!
オンカク: 音楽家、指導者、フリーランスのための確定申告・税金ガイド
税理士で、現役音大聴講生でもある栗原邦夫さんが書かれた本。
確定申告のことはもちろん、源泉所得税から個人事業開業、経費……いざ、フリーランスになるぞ!となったときに抑えておくべきポイントがわかりやすく書かれています。
確定申告の書類の書き方例まで載っているという。
内容も、対話形式なので気楽に楽しく読めます。
因みに、2019年12月に出版された本ですので、まだ内容も新しい方です。
大学では就職活動準備のような講義(グループワークや面接など)はありましたが、フリーランスとして活動するための講義のようなものはなく、恥ずかしながら学ぶ機会がないままここまで来てしまっていました。
ですから、大変ありがたいと感じた本です。
自己マネジメントはこれを読め!
クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック
ベルンハルト・ケレスさん、ベッティーナ・メーネさんによって書かれた本の日本語版。
(お二人のプロフィールは商品ページからどうぞ……)
この本、日本語版はなんと今年2020年7月に発売!
本当につい最近。
日本語版では「COVID-19時代のためのまえがき」も新たに書かれています。
ネットや電子機器の発達で、1年前には当たり前だったことが1年後には時代遅れになっていることもありますよね。
この本ではSNSの活用法なども書かれています。
また、マーケティングやプロフィールの書き方、自分を売り込む方法、出演料の交渉にスケジュールの管理などなど、多岐にわたって勉強になることが書かれています。
ただ「~すればいいです」と説明のみが書かれているだけでなく「~を考えてみましょう」など実際のアクションプランがあるから行動しやすいのです。
自分自身ではなんとなくわかっているつもりだったことも「もっと深く考えないといけないなぁ」、と認識したり「こういう手があるのか!」と目から鱗なことも書かれていました。
私もまだパラパラとしか読めていませんが、これからじっくり読んで実践しようと思っています。
じっくり読もうと思わせてくれる内容の本でした!
これからの時代、更に自己プロデュースや自己マネジメントが大切になると思っていますが、この本を読んで今一度、見直してみてはいかがでしょうか?
最後に
ということで、個人的によかった本をまた紹介しました。
ただピアノを弾くだけでは生きていけないけれど、ピアノをたくさん弾いてピアノとたくさん関わって生きていきたいからこそ、しっかりこういうことも学んで実践しなくてはいけないなぁ……と感じてます。
ピアノや音楽そのものを深く学ぶことはもちろん大事ですが、それだけでは凡人だとどうしようもないし……(笑)
興味を持たれた方はぜひ本を手に取ってみてくださいね!
それでは、アーニャでした!寝るぞ!!!