【ピアノ】16分音符が浮いてしまうときの練習のひとつ

【景品表示法に基づく表記】当サイトの記事内では、アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を掲載している場合があります。

モシュコフスキーさん

ピアノ弾きアーニャです。

今、モシュコフスキーの練習曲Op.72を全曲詰めているのですが、
今日は1番に重点を置いて練習しました。

ホ長調の華やかな曲で16分音符が続く曲です。

曲自体は覚えやすいため、暗譜は出来ていましたが、
まだまだタッチが浮いてしまう……。

打鍵したときの支えが不安定な部分があると、
指が浮いてしまいやすくなって、音も浮いてしまいます。
(浅いところで弾くのと浮いてしまうのは違います)

そんなときに私がやっている練習のひとつに、
1音ずつ持ち上げながら弾いていく練習があります。

文章で書くのは難しく、
間違って伝わる可能性も大きいので
鵜呑みにしないで参考程度に聞き流してくださいマジで。
求める音楽も弾き方捉え方も人によって違うので、
ピンとこなかったら無視してくだされm(_ _)m

ただ、ブラブラ腕や手を脱力して、下に落とすだけ、というのとは違います。
(もちらん、それがまずできていないといけませんが、今回はそれはクリアしていると仮定します)

手のひらや虫様筋など、支えるために使う筋肉は目覚めさせ、
肩から腕全体は、特に関節が固まらないように注意します。

そしてもちろんこの地球に存在している重力も使って手を鍵盤に置いていくのですが、
そのときに虫様筋や手のひらの屈筋を使って腕を支えながら
前方(鍵盤の奥側)に持ち上げていきます(語彙力!!!)

…私は今太ももが絶賛筋肉痛のため(原因:ランニング)、
脚の支える筋肉が殆ど力が入れられずドスドス歩いてます(泣)

これをピアノを弾くことに置き換えてみると、
ただ腕を鍵盤に落として、殆ど関節だけを頼って重さを支えている状態だと言えるでしょう。

すべてを勢いの反動でやるのではなく、
歩くときに、次の足を前に出すときの
前の足の踵からつま先まで少しずつ体重が移動していく感じ……。

そのときに私たちは脚の筋肉を無意識に使って
ドスドスならないように支えて歩いているわけです。

伝わる?伝わってる??(泣)

まぁ、過程は”置いといてっ”、
手のひらの筋肉や虫様筋で安定して支えられるような土台をまずは作ります。

テントを張るときも支えがグラグラだったら
綺麗な形にならないし、風が吹いたらすぐ倒れるでしょう?

そのような土台を作りつつ
使うべき支える筋肉をうまく使えるようにしながら
弾く前や弾いたあとの状態も気にしながら……

って練習!!!(書き始めたことを後悔するくらい言語化難しい)

この練習をするときの音は、
押さえつけたり叩きつけている音ではなくて、
ハンマーが触れたらすぐに離れるポーンと明るく上に上がる響き。

怖がって重さを乗せ切れなかったりすると
響きが下に下がってしまいます……。

その辺も気を付けながら、部分ごとに確認・点検(闇雲に作業みたいにただ沢山やればいいってものでもない。状態常に意識して。質を大切に)するだけでも、
普通に弾いたときの手の安定感が増すのがわかりますし、
響きもプカプカ浮いた音でなく、キラキラした音になっているのです。

このような曲は私は最終的には点でとって弾いていくので、
それの準備にもなっています。

もちろん、他にもやるべき練習はたくさんありますし、
常にいろいろ試していますが、
今日はそのうちの1つを言語化してみました。

……奏法について文章で書いている先生や先輩方、本当に尊敬します。
めっちゃ大変やないかい!!!m(_ _)m

何か少しでもヒントになることがあれば……嬉しい!

それではまた更新します!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Share
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

山口紺碧|音大卒クラシックピアノ弾き|【AnyaPlus】動画・デザイン制作・物書きのお仕事もしてます|YouTube【ピアノ弾きアーニャちゃんねる】

目次