ピアノ弾きアーニャです。
先日、YouTubeに
モシュコフスキーの15のエチュードより第13番をYouTubeに投稿しました。
モシュコフスキーのこの練習曲集の中でも特に好きな曲です。
この曲を初めて聴いたのは、
中学3年生になる直前くらいだったと思います。
当時、全日本学生音楽コンクールの中学生ピアノ部門では、
予選にバッハの平均律の他に、
モシュコフスキーのこの練習曲集の1~12番より2曲選択して、
どちらのエチュードを弾くかは当日くじ引きで決まりました。
ですから、1~12番は周りで弾く人も多くよく耳にしていましたが、
13~15番って本当に聴かないんですよ。
私はその13番以降が気になって、
YouTubeで検索して聴いてみたら
この13番がドンピシャだったわけです。
特に中間部に心を奪われてしまいました!
音中の中3前期の試験はエチュード1曲が必ず課題になっていて、
そこで私は「この曲を弾きたい!」と言って演奏しました。
as mollと調号が多いのは苦ではなかったのですが、
ひたすら続く重音のレガートよ……!
とにかく、当時の自分にとっては特に難しかったのですが、
好きな曲だったからこそ辛くなかったですし
ひたすら向上心しかなかったです。
『好き』って気持ちって活かしたら無敵だなと思った経験でした。
それから10年以上経過しましたが、久々にこの動画を撮るにあたって練習したのはトータルでほんの3,4時間くらいだと思います。
これからもっと本腰入れて練習したいなぁと思っているところですが、
しっかりみっちり練習した曲は、
解凍するのも早いなぁと感じましたね。
脳への刻まれの度合いが他の曲とは違うのが自分でもわかる(笑)
久々に弾いてみてもやっぱり好きだなぁと感じます。
雨が降る暗いけど光がある森みたいな。
モシュコはエチュード以外も素敵な曲あるので
ぜひぜひ聴いてみてください~!
あ、ちなみにこの重音は、手の前後の動きとかも上手く使うと
自然に弾きやすいです~!
位置固定しないで柔軟に対応するの大事ね。
それではまた更新します!