ピアノ弾きアーニャです。
最近は、特に演奏機会がないため、
いろんなエチュードに触っています。
私はエチュードは
チェルニー30番、40番をそれぞれ半分ほど弾いて、
モシュコフスキ―Op.72をたった数曲、
ショパンエチュードもそこそこ弾いて……
他の作曲家のはぼちぼち……
と、恥ずかしいことに
エチュードを退ける人生を送っていました。
チェルニーもほどほどに弾けたら次の曲に進めるという甘々さ。
そんな中、留学が終わる頃にこんなご時世になりまして、
演奏会もない今がラストチャンスだと思い、
エチュードをチェルニーのリトルピアニストや
ブルグミュラーの25の練習曲という初歩のものから
徹底的に弾いていますm(_ _)m
特に、ブルグミュラーを初めて弾いて思ったのは
「あ、これ最初から弾き方から丁寧に教えてくれる先生の元でやっていたらそりゃあ上手くなるわ」
ってこと。
音楽としてもすぐれているし、いろんな雰囲気の曲もあるし、
身体の使い方もいろいろ学べる。
ブルグミュラーさんお見事すぎます……m(_ _)m
ひと通り技術の知識や音楽の知識など(語弊ありまくり)が入ってから、こうやって初歩のものに取り掛かると、
曲がシンプルなので
自分の出来ていないところが特に浮彫にされやすくて良いです。
「この指は特に支えが弱いなぁ」
とわかったら、
まずはその初歩の曲で上手く支えを作れるように練習する。
『自分は基礎が……』とか『奏法変えたい……』と言う場合に
もちろんあらゆる知識を付けることも大切ですが、
こうやって丁寧に土台を作る時間って
一定量は必要だなぁと痛感しますね。
もちろん器用な人はいるけど。
あとは、モシュコフスキが大好きなので、
Op.72全曲をどっかで弾けたらええなぁと思って
本腰入れて取り掛かってます。
ショパンエチュードの一歩前にやるエチュード集とはいえ、
ショパンより弾きにくいものもありますねw
こちらも苦手な曲は本当に苦手ですが、楽しいです。
エチュードだと
『これはこういう練習です』というものが
小さ目にまとまっているから
土台を作りに最適だと思います。
昔はエチュードは、
数学でいうと計算問題をとにかく沢山解くイメージでしたが、
今は、いろいろな解法を学ぶイメージですね!
最初から解放を学ぶイメージを持てていたら、
エチュードももっと楽しかっただろうし、
もっとたくさん弾いていたかもしれません(笑)
まぁ、いま気が付けただけよかったです!
そんなこんなでしばらくはエチュードライフが続きそうです。
しっかり向き合いますm(_ _)m
それではまた更新します!