今月半ばに誕生日を迎えました。
最初から話が逸れるのですが、音高時代、同学年(約90人)のうち、自分も含めて5人が同じ誕生日という奇跡がありました。
みんな個性的で楽しく優しい子です。
ちなみに日付は13日の金曜日の主人公、ジェイソンと同じです。
まぁ私が生まれたのは火曜日ですが……13日の火曜日……(平和そう)
世間から『大人』と見なされる歳になってからもう何年も経ちます。
もちろん、その『大人』という年齢になってからも成長・変化は日々感じられます。
日々の成長はほんの少しであっても、積み重なると大きな変化になります。いつでも長い目で見ましょ。
先週、ふと思い立ってYouTubeに『子供の情景』から3曲あげました。
高校時代にソルフェージュか何かの時間で、分析した曲でもあります。
授業で取り扱う前までは何気なく聴いていた曲でしたが、分析すると、和声の進行や音の跳躍などの表現に「シューマンすげぇ!」となった記憶があります。音数もそこまで多くないのにね。
シューマンの曲には他の作曲家と違った熱や感情、儚さを感じます。
もちろん、この『子供の情景』もです。
高校時代に分析したときもその音楽性には魅せられていましたが、大人になってからはさらに想うことが増えていくというか、そんな風に感じます。
シューマンがこの曲を書いたのは28歳のときです。
私はその年齢にどんどん近づいてきています。
今の時代、健康に暮らしていたら作曲家の没年齢より長く生きる可能性も十分あり得るわけです。
そう考えるとなんだか不思議だなぁ。
例えば、私が40歳になってこの『子供の情景』を聴いたり弾いたりしたときに何を思うのだろう、とかね。
歳を重ねる密かな楽しみだと思っています。
作曲家の作品って20代に書かれたものも多いですね。
子どもの頃に「20超えたらホントに立派なヒトになれる!」なんて思っていた方も多いと思いますが、私は作曲家の曲を聴いたり、伝記を読んで「20代後半ってこんな大人なのかぁ~」なんて感じでいました。
自分がいざ20代後半になると……?
うん……ね……?(笑)
けれど何だろう、曲や作曲家への共感と言いますか、10代や20代前半の頃よりも感じるものは増えているのは確かだなぁ……と思います。
すみません、何となくゴールを決めずに書いていたらオチが付かなくなりました。
ということで最後に。
「過去を懐かしむ行為は脳の健康に良い」みたいな記事を先日読みました。
先日、高校時代の友人と久々にリモートで話しましたが、昔話に花が咲く瞬間がいくつもあり楽しく元気もでましたが、そういうことだったのかしら。
今や未来のことばかり考えるのではなく、過去を懐かしむ時間をたまには作ることも大切だなと感じます。
それでは、また更新します~~~!!!