【ピアノ】1日くらい練習できなくても焦らなくて大丈夫な理由3選

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ピアノ弾きアーニャです!

皆さん、毎日練習してますか?

・・・

1日練習しなければ自分に分かる。
2日練習しなければ批評家に分かる。
3日練習しなければ聴衆に分かる。

-アルフレッド・コルトー

20世紀前半のフランスのピアニスト、コルトーが残した言葉はピアノ界だけでなく割と様々な分野で聞くことになっています。

今回は、ピアノについてだけお話しますが、果たしてこれはその通りでしょうか?

今回は、

「今日ピアノ弾けなかった、寂しい、残念」
という方ではなく、

「今日ピアノ弾けなかった、やばい下手になる」
と、思ってしまう方へ向けた記事となります。

目次

1日2日練習できなくても大丈夫な理由

継続していることを1日2日やれなくても簡単に忘れないし衰えないから

見出し長すぎね?
まぁけれどそういうことです。

スポーツでも週に何回かは休もうと言われていて、適度な休み(休養)もトレーニングの一環という考えだそう。

また、筋肉も1週間2週間休んでいてもタンパク質を摂ればそんなに落ちないと言われています。

実際に昔、ピアノがとても上手かった子は実技試験の後は練習を1週間休んでいたという話も聞いたことがあり、ビックリしました。

「そんなに弾かなくて大丈夫なの!?」
と、当時は衝撃でした。

しかし、実際休んでいる間は脳も体もリフレッシュになってプラスになることも多いです。

イメージング

身体も心も元気だけど弾けないときはイメージングの時間を作ると、次にピアノに向かえたときにプラスに働きやすいです。

オーストラリアの心理学者、アラン・リチャードソンのフリースローの実験はご存じでしょうか?

こんな実験です。

3グループに分けてフリースローの練習をさせました。

グループ①20日間毎日練習をさせた。
グループ②1日目と20日目だけ練習させた。
グループ③1日目と20日目だけ練習させたが間の期間はイメージの中だけで練習をさせた(成功のイメージを描いてもらう)

その結果……

グループ①フリースローの成功率が24%上がった。
グループ②全く上達していなかった。
グループ③フリースローの成功率が23%上がった

参考サイト:https://startlikes.com/image-effect/

毎日練習していたグループと、練習はしていないがイメージングを行っていたグループの成功率がほぼ同じということに驚きです!

実際にピアノは、音を出して初めて対応する部分もあるのでイメージだけに偏るのはよくなく難しいところです。

しかし、練習ができないならイメージングをしているだけでも、実際に次にピアノを弾いたときにギャップが少ないと私は実体験から感じています。

私はピアノを弾ける日も弾けない日も弾けないときも隙間時間に頭の中で弾いている曲を思い浮かべて弾いているのをイメージしています。

大丈夫だと思っているから

私は以前は特に「毎日練習しなくては……」というブロックがあり、疲れて動けないときも「練習……けど、無理……」みたいに罪悪感に苛まれていました。

しかし、あるとき思ったのです。

大ピアニストは飛行機で移動して練習出来ていない日もあるよね?…と。

そう思った途端、「毎日練習しなければいけない」というブロックが外れました。

実際は、最初に話したような理屈みたいなものも知って徐々に罪悪感がなくなっていきましたが、もう今は1日2日弾けなくても大丈夫だと思えています。

思い込みのチカラは侮れないと思っていて、「1日練習しなかったらもう弾けない」と思えば思うほどその通りになる気がする、と思うとむしろその通りになってしまいます。

なぜなら、脳が勝手に弾けないことにフォーカスしてしまうから。

私は、弾けなかったときのポジティブな面を大きく意識しています。

弾けなかったことは事実で、過去は変えられませんが、未来の行動や考え方によっては過去は変えられると考えているからです。

ポジティブな面はどんなことがあるかというと、例えば頭と身体を一旦リセットできるという点。

例えば、

・不安に駆られて練習していたとき
・ストレスで身体が力んでしまっているとき
・音楽的にも身体的にも行き詰っているとき……など

そのような場合は特に、練習するよりも完全に(イメージングもせずに、ピアノのことを全く考えずに)休んだ方が、その後スムーズに行く可能性が大きいです。

また、一旦休んで頭や身体がリセットされることにより、新たなイメージが湧いたり、急に何かピンと来たり、身体の使い方がわかったりすることもあります。

一概に休むのはNG!とは言えないのです。

最後に

「継続」「習慣」と子どもの頃から教え込まれる日本。

確かにそれは大事なことですし、継続は自信にもつながりますから大切だと私は思っています。

しかし、それに囚われすぎるのもよくないのではないでしょうか?

休む=サボる

それだけではないことを我々は頭の中に入れておく必要があります。

特に、物理的に弾けない日はともかく、
「今日はピアノ見たくもない」というときにも
「弾かなきゃ」と思う必要はないのです。

休みたいときは休んで回復してから、
「さぁ!またピアノに向かおう!」
という思いで、良い練習を積み重ねていけばいいのではないでしょうか!

マイペースで楽しいピアノライフを送っていけるよう、応援しています!

本日のブログ内容はYouTube『アーニャちゃんねる』にもUPしています。

YouTubeは構成のみ考えてからアドリブで喋っているので、ブログとはまた違った感じになっています♪
よかったらご覧ください!

お読みいただきありがとうございました!
また更新します!

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この記事を書いた人

山口紺碧|音大卒クラシックピアノ弾き|【AnyaPlus】動画・デザイン制作・物書きのお仕事もしてます|YouTube【ピアノ弾きアーニャちゃんねる】

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