アーニャです。
ずっと書こうとしていたけれど、タイトルだけ入れて下書きに保存されていました。書きます。
クラシックの歴史は何百年……バロック時代から考えても既に400年以上が経過しているわけです。
いくら中学生から専門でピアノをやっていたとはいえ、すべては勉強できないわけです。
知らない曲もあるわけですし、一生かかっても無理です。
しかし、弾きたくても勉強の機会を逃した曲というものが私にはいくつかあります。
大抵、他の友達とかが弾いていて
「自分も弾きたい!」と思ったまま勉強の機会を逃してしまうわけです。
歳を重ねるにつれて、知っている曲の量も増えますし
「今はこれを弾く!」
とそのときそのときに弾きたい曲や、先生に
「これを勉強しなさい」
と言われて曲を勉強するのですよ。
ですから、遠い過去に弾きたかった曲はずっと勉強できないまま……大人になってしまったわけです。
音大を卒業し、2年間のモスクワ音楽院への留学も終わり……某ウイルスのお陰か、ピアノでは一息つくことができたこの1年。
帰国後すぐは「しばらくピアノは……」と思っていましたが、今年に入ってまた徐々に「弾きたい!」と思うようになり、今まで手に入れた知識と経験を自分の中で自分のペースで消化していっています。
そして昔勉強した曲や昔弾きたかった曲をようやく勉強できる時間がとれているわけです。
昔弾きたかった曲の1つは、メンデルスゾーンのロンドカプリチオーソ。
弾く機会を逃し続けていた曲をようやくじっくり噛みしめて練習ができて、なんだか心の中の一部分が晴れやかになったようなそんな気分になりました。
夢が叶ったというかなんというか。
そんなロンドカプリチオーソはYouTubeにUPしています。
またコンサートやリサイタルをやるときは、アンコールとかで弾きたいです。
ピアノに限らず「昔やりたかったことをやる」というのはどんな小さなことであれ夢を叶えるということになります。
子どもの頃の小さな夢だからと後回しにしていたことだとしても、やってみると幸せな気持ちになりますし、自分の中の子どもの頃の自分が喜び満たされます。
あなたが昔やりたかったことは何ですか?
・・・
それではまた更新します!