
あのね、信じられなくてこんな顔になった。
一瞬3月32日に行こうとしたよね。
どうも、アーニャです。元気です。
そうですよ、便りがないのは良い便り!
ブログがないのは良いブログ?…ちょっと変ですね!
某ウイルスで世の中の流れが変わって1年。
昨年3月18日頃から音楽院が閉まり、3月末からは外出制限が始まったモスクワ。
あの頃は先行きも不安でしたが、今は日本で元気に生きていることに感謝だなぁと思っています。
3月は私にとって別れが多い季節。
別れは否定的にとらず、「またいつか逢えるから、次逢ったときに人間レベルをアップできるように頑張ろ!」って思う派です。
とはいっても、もう二度とこの世では逢えないこともあります。
3年前の3月20日に大学時代の恩師ジェルタノーク先生がお亡くなりになりました。
当時は信じられなくて本当に哀しかった出来事。
もっと先生にレッスンしてもらいたかった曲もたくさんありました。
けれど、「先生がいつも見守ってくださっている!」って思うと、練習しているときも、ちょっと不安なときも、上手くいかないときも「大丈夫!」って思えます。
ジェル先生にみてもらえなかった曲もあとから練習し、本番に出しましたが本番までの過程でも「先生はどう言うかな?」なんて考えていたので、なんというか『心の中には生きてる』って感じ。
この世ではもう逢えない寂しさではなく、感謝の気持ちでいっぱいなのです。
この世にいる人との、次いつ逢えるのかわからない別れというものもあります。
それこそ昨年の今頃に経験した方も多かったのではないでしょうか?
私は、音楽院で教えていただいていたシプコー先生と、音楽院が閉まったため突然逢えなくなりました。
モスクワもジワジワと感染者が増えていた(と言っても50人とかだったかな?)時期でしたが、レッスンなど授業は普通に行われていました。
最後になってしまったレッスンではモシュコフスキーのE durの協奏曲2,3楽章を持って行っており、「次は4楽章だねー!」とか「1楽章次は落ちないように弾くよ!」なんて話して、いつも通りにバイバイしました。
シプコー先生とは連絡はとっていますが、結局、最後のレッスンから逢えないまま1年が経ってしまいました。
モシュコフスキーも結局4楽章をやる気になれず(なんだか寂しくなってしまう)、放置していましたが、先日久しぶりにこの曲を聴く気になりました。
色々あった1年でしたし、まだまだこの状況は続きそうですが、確実に状況は良くなっていると思っています。
先生も今年は来日できるかしら。
そうやって突然逢えなくなってしまった人とも、「次に逢ったときに笑顔で逢えるよう、今を精いっぱい生きよう!」という気持ちです。
そんなことを近所の桜を見ながら考えていました。
桜の写真?撮ってないです……。
心の目で見たらそこに桜の木が見えるはずです、うっすらと。
それでは、4月からも人生楽しみましょう!!!
また更新します!!!